長期間かかることもある
保険適用となる
うつ病は長期に渡って治療が行われることがあります。1年から2年程度は当たり前ということもあるので、発症した場合にはその点も頭に置いておきましょう。また、そうすると費用が気になるものです。どのくらいの費用がかかるのか、チェックしておくことも大切です。まず、心療内科や精神科について調べてみましょう。通常、これらの科にかかる場合、保険適用となります。よって、うつ病の治療に関しても保険適用です。つまり、普通は3割負担で済みます。この点をチェックしておけば誰でも安心して通えることでしょう。他の通院と同様と考えておけば問題ありません。ただし、うつ病の治療は何年もかかることが多いので、いくら3割負担でも長引けば長引くほど金銭的な負担がかかってしまいます。しかも、治療中は仕事を休むことになる人が多いため、無収入ということもあるわけです。ただし、会社によっては病気療養ということで有給を使えることもあります。それなら休んでいる間も一定のお給料は支払われるので安心です。この点もきちんと会社にチェックしておきましょう。また、うつ病の治療は通常、薬物治療になります。後は診察代や遠方なら交通費がかかるくらいです。通院頻度が減ってくれば、その分、交通費を抑えることができます。それに、症状が改善されてくれば薬も量も減ってきます。まずはそこから目指していきましょう。少しでも薬が減り、通院頻度が減ってくれば、金銭的にも心身的にも負担が軽減されてくるはずです。このように見ていくと、うつ病の治療には年間で数万円はかかると見込んでおいた方がいいかもしれません。もちろん、確定申告で申請をすれば医療費還付ができます。他の病気治療もしていれば、年間10万円以上の医療費がかかる人も居るはずです。それから、少しでも医療費を安く抑えるためにも、通院する心療内科や精神科についてのチェックが必要です。あまり薬ばかり処方するようなところではなく、なるべく薬を使わずに症状を緩和させるような医師の居るところがお勧めです。もちろん、途中でクリニックを変えることもできます。