レディ

自分の精神に気を配ろう

相談

治療には素直さが必要

現在、社会問題となっていることの一つがうつ病です。日本の労働環境は多忙化しており、それに伴って個人の抱える精神的な負担が増えたことが主な原因です。企業の中には、ストレスの度合いチェックでの自己管理を義務化しているところもあります。うつ病は、症状の早期自覚が問題の深刻化を避けることに繋がります。少しでも辛さや苦しさを感じているなら、自分でもうつ病チェックを行いましょう。インターネットでは、セルフチェック用の簡易アンケートが公開されています。最初はこれをやりましょう。自分の状態が大まかに分かるため、病院に行くかどうかを判断することにも役立ちます。質問には素直に答えましょう。アンケート結果は集計されるわけではないので、プライバシーは守られます。もし、セルフチェックの結果がうつ病を示唆するものであれば、なるべく早く病院に行くようにします。うつ病の診察は、精神科や心療内科で行います。その病院では、簡易版よりも詳細なチェックを行います。ここで重要になるのが、直近の出来事をあらかじめ洗い出しておくことです。なぜなら、病院のチェックで出される質問の多くが過去にまつわることだからです。うつ病の原因は、患った人の中にしかありません。その原因を明確にするためにも、過去の出来事をお医者さんに正確に伝える必要があります。ここが正確でなければ、お医者さんも対策の立てようがありません。過去の洗い出しは、病院に行く前に必ずやっておきましょう。チェックを経て正式にうつ病と診断された場合、その先どう治療していくかは人によって異なります。毎月定期的に病院に通うこともあれば、処方された薬を飲むこともあります。どんな治療をすることになっても、うつ病が改善するまでは続けるようにしましょう。薬を飲む場合、飲むのが面倒だからなど身勝手な理由でやめないようにします。体調がいい日は飲むのが億劫になりがちですが、それでも飲みましょう。薬をやめたり飲む量を減らしたりするのは、病院で指示を受けてからにします。うつ病改善のためには、医者の言ったことに素直に従うことが大切です。