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自己診断が難しい精神疾患

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病院で適切な診断を

うつ病は、昔から心の病として有名な精神疾患で、10年以上前と比べて発病者の数が増加している傾向があります。ある日突然発病してしまう予兆の判断が難しい病気ですが、精神医療の研究により、原因やケースなどがある程度分かってきました。ストレスが主な原因と考えられていますが、そのストレスにもタイプがあり、それぞれ詳細が異なるので予備知識としてつけておきましょう。生活や仕事の影響で、メンタルに負担を掛けてしまった時に発生するのが精神的ストレスで、うつ病が起こる最も多い原因だと言われています。発病後にこの精神的ストレスを放置すると、症状が悪化してしまうので早めに環境の調整を行わなければいけません。筋肉や骨盤など、体の歪みが原因で発生する構造的ストレスは、蓄積されると疲れやすくなったり、節々が痛くなったりします。意識せずとも、脳に精神的な圧力が掛かってしまうので、構造的ストレスも放置しておくのは良くありません。他にも、栄養不足の影響で発生する化学的ストレスや、気温や湿度の変化で蓄積されるストレスがうつ病の代表的な原因と言われています。ストレスに関する知識を付けていても発病する可能性はあるので、うつ病になってしまったらどう対処するか覚えておきましょう。今はWEB上にうつ病チェックサイトなどがあり、自分でちょっとした診断を行うことが可能になっていますが、必ず正しい診断になるわけではありません。あくまでもチェックサイトは参考のために利用し、うつ病の疑いがある場合は、必ず病院で診察を受けるようにしましょう。病院で受けるカウンセリングでも、同じようなチェック項目があるかもしれませんが、医者に自身の様子などもチェックしてもらえるので、自己判断より正確なのは間違いありません。病院は、心療内科、精神内科、メンタルクリニックの内の何れかにし、通い続けることが可能な範囲内に位置する場所を選ぶようにして下さい。又、治療を行う上で医者との相性も大切ですが、カウンセリングを行うまで判断できないので、事前に評判をチェックしておくのも良いでしょう。