レディ

それぞれ特徴がある

悩む人

治療法も異なる

うつ病にはいくつかの種類があります。自身がどれに当てはまるのか、知人がどれに当てはまるのかチェックするには、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。例えば、一般的なうつ病というと、引きこもりがちになったり、気分が落ち込んでしまったりすることがあります。また、食欲不振に陥り、痩せてくることも少なくありません。こうなってくると、周囲の身近な人たちも気づいてあげられることがあります。また、一つ一つの症状をチェックしていくことで、治療法の選択の幅も広がってくるはずです。いつ頃からどんなタイミングでどんな症状が出るのか、自身でも周囲の人でもチェックしてみましょう。一方、周囲にはとても元気に見えるうつ病もあります。いわゆる躁鬱の躁の状態の人です。テンションが上がっており、仕事などもきちんと行えるので、この場合はなかなか周囲にも病気だと気づいてもらえません。もちろん、本人も元気でやる気に満ち溢れているので、自身が病気だとは気づけないことがあります。ところが、躁状態続いてしまうと体が疲労してしまい、だんだんと心身に異常が出てくることがあります。そこでようやく病気だと気づく人も少なくありません。また、躁状態の人は自身が好きなことには全力を尽くせるという特徴があります。この点をチェックしておきましょう。そのため、仕事のプロジェクトなどが成功すると、急激に鬱状態に入ってしまうこともあります。この変動について把握しておけば、自身も周囲もうつ病だと気づけるはずです。いずれにしても、うつ病はなかなか気づけない病気の一つでもあるため、少しでもおかしな状態が続くようなら、早急に精神科や心療内科を受診することをお勧めします。それから、ネット上にもうつ病診断チェックなどと題されたものを試せることがあります。少しでも気になる症状があるのなら、試しにやってみるといいかもしれません。いくつ以上のチェックがなされたらうつ病の可能性ありといった診断結果が出るようになっています。チェックが多かった場合には、それを元に適切な科を受診してみましょう。